メンヘラ女の体重とダイエット
2016年9月29日木曜日 ダイエット
過去……好きな男が手を出そうとしたので、護身術というほどのこともなく、ただその手首をつかんでちょっとひねったら、「おまえ、オレに襲われても守りきる自信あるだろう?」
と変な質問をされたので、
「ある」
と答えると、男は私の左手首を掴み、一言、
「おまえ、骨太だろっ」
と言いあてられたのです。
それは花も恥らう乙女が好きな男に言われるには、あまりといえばあまりなお言葉で、恥かしい思い出です。余談ながら、なんで好きな男に手を出されて拒んじゃったのかというと、こっちは好きでも向こうはこっちを好きじゃなかったから(泣)
それからいろいろあって、もう骨なんかないでろ?んな存在が私だと思っていましたが、去年骨身を削るようなダイエットしてみると、やっぱり私の中にもちゃんと骨があった。鎖骨、肋骨、骨と骨の間に指が入る感覚が新鮮。一本一本発見するのが発掘作業みたいで楽しかった。
骨盤の上に内臓が乗ってるんだ、ってよくわかる。
トイレのハンドドライヤーの風に当たると、手の皮が波打ってお婆ちゃんみたいな手になるの。皮が皺寄って骨格がわかるのが好きだった。なんだか楽しかった。人間は骨の上に皮一枚の存在なんだ、ってこと想いださせてくれる。別れて太ってもうそんな現象が見られなくなって寂しかった。
最近痩せてきたんです。っていうか、体重計に乗ってないからわかんないけどね、去年キツかったブラが緩いんだ。(涙)こんなとこで発表することじゃございませんが、なんかアンダーバストもトップバストもサイズダウンしてる。それは痩せたというよりも萎んできた?!って気もしますが、今まで触れなかったバストの下の肋骨がわかる。鏡見ると胸の周りって気持ち悪い。太い血管が張り巡らされているのが透けて見えてスパイダーマンみたい。その血管の張り巡り方が左右対称じゃないところもまた気持ち悪い。
これまたこんなところに書くの恥かしいけど、去年はこの歳でバストアップした。ダイエットしてたので服とかはサイズダウンしたのに、ブラだけはそれまでのものじゃきつくなった。外からの刺激で、というようなムフフな色っぽいコトではなく、自分の中できっと涸れていた女性ホルモンとかそういうもののせいなんだと思う。肌の張りとか全然違った。恋する女性はきれいになるってよく言うけど、こんなふうに体全部で恋をして、体全部が変わっていくものなんだぁって他人事のようにびっくりして立ち尽くす自分がいた。そんなの初めての経験だった。
メンヘラにとって胸は足・腹・腕なんかと同じ。自分の中の体のパーツに過ぎない。別にどうとも思っていなかった。
それが胸だけは唯一彼からダメ出しされない彼のお気に入り、となったら自分の扱いも全然違うの。なんか他のパーツと違って特別意識するようになって、お風呂での洗い方も丁寧になった。自分の物というより彼のものを預かっているようなそんな感覚だった。
若い頃って知らず知らず若さに驕ってる、って書いたけど、日焼け対策とか洗顔後のお手入れとか全然しない学生時代だった。それで平気だった。化粧すると「水商売のネエチャンみたい」と叱る母に肌の手入れをしなさいといわれるのはなんかどきっとするような罪悪感あって無視していた。年取ってからシミになるよといわれても、年取った自分なんか想像できなかった。
よく「若い子はシャワーの水弾きが違う」というけれど、ホントにそう。30過ぎていつの間にか水玉なんかできなくなっていた。水に馴染む自分の腕を見て年取るってこういうことか、とわかった。
それがね、彼がいた間はちがったのよー。水玉が肌の上を走るの。ころころ、って。それはもちろん、エステに行ったり、化粧品にお金かけるようになったから、っていうのもあるのだろうけれど、別れてもエステの予約はまだ残っていたから通っていたけどやっぱり水玉、できないようになっちゃったもんね。露骨といえば露骨に体中で失恋したって感じね。
全身で泣いてたから萎んじゃったのかしらね、なんて馬鹿なことを思いつつ、今はあんな極端な短期決戦ダイエットではなく、ゆっくりじっくり、心も体も浄化していきたいと思っている。
それでジャンクフードは買わないとか、人の悪口言わないとか思いつくことしてるけど、厳しく制限しているというわけではない。友達と一緒にケーキ食べたり、スナックもつまむ。それでいいと思ってる。自分一人のときは「プリンてジャンクじゃないよねー」なんてブツブツ言いながら原材料の欄読んでみる。その時は結局やめて野菜とフルーツミックスジュースを買った。
どこで線引くかは自分次第。
別に試験じゃないんだし、そんなところで罪悪感感じることないや、って。体重も計算によるベスト体重よりだいぶオーバーだけど、自分にちょうどいい体重はきっと平均よりだいぶ多いんだと思う。本当に女性の骨とは思えないほど骨が太い。骨って重いっていうじゃない。だからね、そういう統計的な数字にはもう惑わされるの止めようと思う。自分のベスト体重は自分で決める。きっと体の声に素直に耳を傾けていたら体が教えてくれる。私の文章読んで、骨太、と言い当てられたのは、多分骨太が私の特性なのでしょう。だったらそれも認めないとね。華奢な骨格に憧れてもいるけれど、そうはなれない。
骨太で良いじゃない。
生まれてこの方骨折したことないの自慢しちゃおうっと。
スポンサーリンク