メンヘラ女が終わった恋に泣いている
前エントリーを中途半端に書いて終わらせたので、続きを書かねば気持ち悪いって人もいてくれるだろうと昨夜寝るときは思っていたのだけれど、それから怒濤のような自己嫌悪にサイ悩まされて、書いてはみたけど、無意味だ。メンヘラ人生って無意味。そう言えば、心理テストによると私は思いっきり引きずるタイプのメンヘラなんだそうだ。「始めからわかっていた」とか「本物じゃなかった」とかなんとかぐじゃぐじゃ理屈をつけて泣けないタイプなんだそうだ。素直に傷を認めて泣くのも必要。みたいなことが書かれていた。
泣いてるよ、泣きっぱなしだよ。これでもまだ足りないのか、ってくらい泣いている。で、ある日、夢か現か定かではないけれど、彼と一緒に寝ているところを思い出して、何かそれは別れのシーンで実際に起こったこととは全然違うけれど、私は裸のまま彼に「なんでもするから捨てないで」と泣いてすがっていた。オイオイ、典型的なメンヘラだね…私は。多分声に出してそういっていたと思う。
ハッと気がついて、まさに我に返ってみて、自分が惨めだった。プライドだけはやたらと高い自分が実際にはそんなこと言えるわけないのにそんなふうに泣いてすがるメンヘラ女を演じてみたがっているのかなあって自分のメンヘラ本性を疑った。
だけど、気がついたことがある。メンヘラ女は彼氏を思って泣いているのが好きなんだって。こんな惨めな泣き方でも好きで泣いているんだ。って。
彼のこと忘れたいと思う気持ちと同じくらいに忘れたくない。
また会いたいってまだ思ってる。会ってもうまくいかないって知っていてそれでもまだ恋焦がれている。それがメンヘラの恋愛心理なのだろうか。
それなのに昨日まではそれが愛だって認められなかった。つきあってた時から、メロメロで大好きでも「愛」ってものとは違うだろうと思っていた。無償の愛とか海のように深い愛とか、そんな感情は抱けず、ただ一方的にかわいがって欲しい、彼に甘えていたいって欲張ってる自分を知っていたから自分からは愛したことにはならない、と思っていた。
でもね、この程度のいたわりしかもてなくても私にとっては最大限の愛だったんだ。やっぱりあの人のこと愛していたんだ。って素直に認める気になったの。そうして完全燃焼させて弔ったら、先に進めるかと思って…
でも、ダメだ。やっぱり同じところぐるぐるまわっている。
今彼に会ったら、
「自分から声掛けて自分から捨てておいて、随分身勝手じゃないの」
って文句の一つも言ってやりたい。場合によっては顔見たらいきなり殴りかかって次の瞬間抱きついてキスしてしまうかもしれない、とかいろいろ考えるけど、そう考えること自体間違いだって本当は知ってる。でも、そんなことしたらきっと「ああ、やっぱりメンヘラ女と別れて清々したよ」なんて内心思われるのがオチかも……
本当はもう二度と会うことはないんだ。彼は私を忘れていくんだ。私の影はだんだん薄れて、そのうち痛まない傷になって傷の存在すら忘れる。そうして彼は独りで生きてきた人だから。
そーゆー無神経なくらいタフなヤツのことずっと思い続けている自分がバカみたいだ。バカみたいって思うのにここから抜けられないよぉ。
どうやって気持ちを整理すればいいのかわからないよぉ。
ただ意味もなく泣いて泣いて泣いていればいつかは泣き疲れて泣き止むんだろうか。それまで何年かかるんだろう。その時私はいくつなんだろう、と思うとおそろしい。だって、その前の恋は12年引きずった。彼が現れたときも引きずっていてもう傷つきたくないから付き合いたくない、と最初はお断りした。でも、彼は引き下がらずに口説いてくれたので、この人となら幸せになれるかも、って心開きすぎちゃった。
あっという間に振られた。だったら、なんで私が断ってるうちにどっか行っちゃってくれなかったのよ!
ただの狩猟本能を満たすためだったの? 相手がメンヘラなら捕獲率が高いとか思ったの? ってとっても恨めしいけど、彼はろくでなしではないので恨むことも出来ない。かれは多分自分がどんなに残酷なことをしたかもわかっていない。彼を傷つけたくないから彼の知らないところでこうして毎日泣いている。それでも泣き足りなくて、泣きたい。
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